Levi's silverTab の年代の見分け方

Levi's silverTab の年代の見分け方

こんにちは。

STORAGEの中畑です。

本日は、当店でも大人気Levi's silverTab(リーバイスシルバータブ)の年代の見分け方について。

 

シルバータブとは?

先ずはじめに、そもそもシルバータブとは。

数あるリーバイスラインナップの中でも特に異彩を放つこのシルバータブは、それまでリーバイスには希少であったルーズフィットスタイルが特徴的でした。

そんなシルバータブには種類が複数あるのをご存知でしょうか。

本題の前に少しご紹介します。

 

BAGGY(バギー)

最も人気と言えるバギー。

極太シルエットが最大の魅力ですが、シルバータブのバギーはテーパード(先に行くにつれて細くなる仕様のことです)が程良く素敵なのが人気の秘訣だと思います。

テーパードが入っているので、当店ではスケーターファッションがお好きな方にオススメしています。

 

LOOSE(ルーズ)

一見バギーと変わらないように見えるのがルーズ。

ルーズはさらに枝分かれで数種類あるのですが、特徴はバギーのようにワタリがそこまで太くはなく、テーパードもストレートに近く、501のようなストレートシルエットで且つシルバータブらしい太いシルエットとなっています。

ルーズはヒップホップスタイルなどにピッタリなシルエットです。

 

▼定番のルーズ

▼よりストレートシルエットのストレート+ルーズローライズ

▼(股上の浅い)ルーズ

 

RELUX(リラックス)

 

このリラックスも一見するとバギーのようなのですが、こちらの画像はウェストが40ということもあって、よりバギーに近く見えます。

バギーよりは太くはなく、ルーズよりは太い、ちょうど中間あたりになるモデルです。

 

BOOT(ブーツ)

シルバータブではちょっと珍しいブーツ。

リーバイスではブーツカットに517というナンバーがありますが、シルバータブのブーツはよりフレアブーツのような太めのブーツになります。

他にも、ルーズに似たCARPENTER(カーペンター)や、ワタリや裾が変形したLEG(レッグ)などがありますが、現在写真が手持ちにないので割愛します。

 

年代の見分け方

本題の年代の見分け方です。

こちらがオリジナルの90年代タグで、2001年01月に作られたものになります。

91年頃から2000年代初頭にかけ、このように紙製のタグなのが特徴的です。

画像2枚目の下から二行目「977 0101 047068-6」こちらのナンバーに注目。

「977(工場名)01(月)01(年)」といったことが分かるようになっています。
※ということは、厳密に言うと90年代ではなく00年製なのですが…

リーバイスはこのように年代を内タグに表記されているものが多いので、古着屋に行く際に年代物にこだわる方は参考にされるといいかと思います。

こちらが現行のタグ。

現行では画像のような綿素材のタグとなるのが特徴です。

また、00年中期からは東南アジアにて生産されていますので、「MADE IN」部分にも注目してみると面白いです。

因みにこちらも「814(工場名)03(月)08(年)」ということです。


おわりに:「シルバータブ?」

シルバータブって、なんでシルバー?

というお声もお店で頂戴するので、お分かりの方も多いと思いますがせっかくなので終わりに書きます。

▼silverTab

▼Levi's 550

このバックポケット部分のLevi's文字が縫われたもの、こちらを「タブ」と呼びます。

これがシルバー色なんですね。

リーバイスはタブにも歴史があり、ヴィンテージを見極めるポイントになっていたりもします。

その辺もいつの日か取り上げてみたいと思います。

 

▼弊店のLevi'sラインナップはこちらの画像をクリック

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